「なんでiPhoneにしないの?」と聞いてくるのをやめろ

「なんでiPhoneにしないの?」
「なんでiPhoneじゃないの?」

 

Android端末のユーザーは一度は言われたことがある言葉だと思う。毎回色々なことを思うわけだが、この言い方はあまり良くないことだけは最初に伝えておきたい。

 

なぜ、あまり良くないのか。「なぜ」という言葉自体に否定の意味が含まれていることと、iPhone(というかiOS)以外の選択肢が無いからだ。
まず前者から。なぜ、iPhoneにしないのか。
という聞き方に問題があると思う。「なぜ、Android端末を使っているのか?」「なぜ、Xperiaを使っているのか?」のような聞き方なら、ここまでムッとしないと思う。あたかもiPhone(iOS)がマジョリティのように(実際マジョリティではあるが)、iPhone(iOS)以外を使っているのが物珍しいかのように問うことが、そもそも私にとっては不快である。Androidが無茶苦茶に使いづらくて、バグだらけで、使い物にならないような物なら「なんで使ってるの?」かもしれないが、そういう意図ではないことは明白だ。


次に後者だ。iPhone(iOS)以外に選択肢がないわけではないはずだ。この世の中、iPhone(iOS)以外にも選択肢はある。Windows PhoneやBlackBerryを忘れるな。フィーチャーフォンでもいいはずだ。

 

iPhone(iOS)を使わない事自体に理由は必要なのか。Androidを使っていることに理由があれば良いではないか、と強く思う。
「~ではない理由」よりも「~である理由」の方を大切にしたい。
私はiPhone(iOS)もAndroidも使った上で、今のスマホ(Xperia)を選んでいる。それなりの理由をもって選んでいるからこそ、こう問われることに不快感を覚える。

こういう風に聞いてくる人ほど、意外と「選んでいない」人だったりする。みんな持ってるし、などという人から言われたりするため、私は憤ってこんなエントリを書いているのかもしれない。

 

逆に問おう、なぜあなたはiPhoneを使っているのか?と。