上海ヘ行くまでのこと

上海に行くまでのことを書きます。

私には姉が一人いるのですが、姉が就職活動を終えた時点で

「どこでもいいから留学行って、国際感覚を養ったほうがいい」

と耳にタコが出来るほど言われていました。

私は「そうなんだーどこか行かないとなぁー」程度にしか考えておらず(当時大学二年になったばかり)、

具体的な行動にうつすことなどはしていませんでした。

そんな中で大学から留学に関するメールが届きました。かいつまむと

『上海留学、最低催行人数足りてないからこのままじゃ中止wwwww』

と言った内容。

試験も無しに留学行けるなら良いかもなぁ、と思い話を聞きに行くことにしました。

留学関連を取り扱う課に行き話を聞いたところ、聞きに行った日が上海留学の締切日。

ビザをとるため、早めに締切日が設定されていたようです。

焦った私は父に電話するものの、

「お父さん?上海の留学、今日決めないといけないみたい」

「へぇ、お金は出すから行けるなら行ったほうがいいんじゃない」

と二つ返事で承諾。上海行きが決定しました。

全員で10人で上海ヘ向かうことになるのですが、

周りは第二外国語で中国語選択している中で、私は全くの無勉強です。

ここから二ヶ月、死にそうになりながら中国語を猛勉強することになるのですが、

この頃の私は知る由もなく。

とりあえずパスポートセンターへ急ぐことになったのでした。