ロストバゲッジの対処法 - 遭いやすい条件とは?

海外旅行に行って遭いやすいトラブルといえば、ロストバゲッジがその一つです。

300、400回とフライトしても一度も経験したことがない人もいれば、

30弱のフライトだけで2回遭遇するような人(私)もいます。

そもそもロストバゲッジとは

飛行機に乗る際に預けた荷物が、目的地で受け取ることが出来ない状況のことを言います。

本当にロスト(失くなってしまう)することはあまりなく、大体はディレイ(遅延)で済みます。

だいたい載せ忘れた、又は違う便に乗せてしまった、などなどが理由です。

私が一度目に遭ったロストバゲッジは、

成田(日本)→ロサンゼルス(アメリカ)→メキシコシティ(メキシコ)→リマ(ペルー)

でのフライトでした。

成田→ロサンゼルス 大韓航空

ロサンゼルス→メキシコシティ→リマ アエロメヒコ

こちらが航空会社の内訳です。

ロストバゲッジに遭いやすい条件があるらしく、

航空会社をまたぐ乗継便、経由便はその条件の一つらしいです。

実際私が遭ったロスバケはどちらも航空会社をまたいでます。

ロストバゲッジが分かったのはメキシコシティ

成田で「メキシコシティで一度預けた荷物を受け取ってチェックインし直してください」と

言われたため、荷物を待っていたのですが荷物は来ないままコンベアが止まりました。

この時点で初一人旅の私はひとりぼっちで涙目。泣いてたと思います。

たどたどしい英語でアエロメヒコのカウンターへ行き、自分の荷物が無いことを説明。

「ロサンゼルスからメキシコシティの飛行機で荷物を載せ忘れた」

パニックで英語も満足に聞き取れない私に丁寧に紙に英語を書いてくれたアエロメヒコのお兄さん。

リマ着が深夜一時だったのですが、荷物が着くのが同日午前六時になるとのこと。

荷物が本当に失くなってしまったかというのはすぐに分かるものでもないらしく、

大体は連絡先や滞在先を聞かれ、航空会社からの連絡を待つことが多いようです。

失くなってしまったか遅延かがわかった時点で大体「滞在先まで配送します」と言われます。

「いつ配送してくれるの?」と聞くと「その日の夜八時までに届けます」と言われました。

これ絶対来ない。(確信)

日本なら絶対に八時までに配達してくれるでしょうが、

海外でそんなの絶対無いわ、と勝手な先入観を持ってました。実際わかりませんが。

なので翌朝空港まで取りに行きました。

―――――――するとそこには

コンベアの横にポツンと置いてある私のバッグが――――――

スゲェテキトー!!

何かぞんざいに扱いすぎじゃね、と思いながらも持ち帰りました。

ちなみに、失くすと航空会社や旅行保険会社からの補償を受けられるそうです。

ディレイの間に購入した必需品についてはレシートをとっておけば航空会社に請求できます。

***

二度目のロスバケは同行していた友人が遭ったものなので実際には私ではありませんが。

パリ(フランス)→モスクワ(ロシア)→ドゥブロヴニク(クロアチア)

でのフライト。

パリ→モスクワ エールフランス

モスクワ→ドゥブロヴニク アエロフロート

のフライト。

これも航空会社またいでいますね。つまりそういうことです。

ドゥブロヴニクの空港の人かアエロフロートの人かわかりませんが、

滞在先まで車で荷物を運んでくれました。しかも朝一で。めっちゃ親切。

ペルー何だったんだ。

とりあえずコンベアが止まっても荷物が流れて来なかったら

1.航空会社のカウンター又は空港の荷物受取りカウンターへ行く

2.荷物が無いことを伝える

3.荷物の特徴や色、材質を伝える→パスポートや滞在先の情報を伝える

ここからは荷物がどこにあるのか、いつ届くのかを聞きます。

それを取りに来るのか、宿まで届けてもらうのかもきちんと聞きましょう。

英語が不自由でも、丁寧に教えてくれるはずです(あちらも珍しいことではないので慣れています)。

どうして欲しいのかもきちんと伝えることが大事です。

電話すればいいのか、それとも連絡を待てばいいのか。

これから自分がどう行動すべきかハッキリさせることが大事です。