27歳になった。


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27歳になった。

クリスマスの予定はどうするか、といった話題が聞こえ始める頃に、わたしは年を重ねる。師走の慌ただしい中で、自分の誕生日というのはすこし特別に感じる日。

 

今年は金土日と予定が詰まっていた。
誕生日当日は月曜日だったけど、その前後で会おうと声をかけてくれる友人が居てくれて、わたしは嬉しかった。

おめでとうと声を掛けてくれたり、プレゼントをくれたり、ケーキを一緒に食べてくれたり、まわりの友人はあたたかいひとばかりだなと改めて思う。

 

 

26歳はとても慌ただしい1年だった。

年が明けてから長い間付き合った恋人と別れた。長い時間話し合って、お互いに納得して決めたことなので、特別つらくはなかった。ただ、もうこの人と一緒に歩んでいくことはできないのだな、と思うと自分の一部が欠けてしまたようで寂しくなった。

 

それから夏の終わりにかけて、新しい恋もしたけれど、なんだかうまく行かなかった。自分の気持ちに相手がついて来られず、逆に相手の気持ちにわたしがついてゆけず、どうしようもなくすれ違ってしまった。
ふられてしまった夜には、珍しく大泣きをして、友人に慰めてもらった。色恋沙汰で泣くことなんていつぶりかわかんないけど、それぐらい辛かった。

 

そんな精神的に揺さぶられた出来事と激務が祟り、体調を崩すわ電車で倒れるわ精神的にも参ってしまって、体重が5キロ減った。食べ物が喉を通らなくなってしまい、水分摂取もままならない期間が2週間ほど続いた。これを後に「失恋ファスティング」と呼ぶようになる。
もともと痩せなきゃなーと思っていたので結果オーライだと思っている。ただ、朝晩訪れるひどい吐き気と悪夢はいまだに続いているので、まだしばらく本調子というわけには行かなそうだ。

 

 

夏が終わって冬が来るまでは、日々の仕事に追われていた。
ある先輩が突然退職してしまい、案件がドバッと自分に降りかかり、それまでギリギリだったキャパは見事に決壊した。失恋ファスティング以後心身ともに不安定で、完全にお酒のちからを借りて乗り切っていた。
お酒が元々好きだったし、お酒が好きなひとと付き合っていたこともあり、影響を受けている気がするけど、その後も引きずって毎日のように飲んでいるのは完全に自分自身の怠惰による依存だ。

1回の飲酒量がそこまで多くないのが不幸中の幸いで、健康診断もオールクリアだ(遺伝的に高コレステロール血症気味なのと糖尿病が危ういのは気をつけなければならないな、とは思っている)。

 

そんな精神状態の中で、11月に友人たちと台湾に行った。
仕事終わりの金曜の夜に出発、月曜の朝に帰ってきてそのまま出社するという超弾丸台湾旅になったわけだけど、超スーパー爆裂劇的にハチャメチャ楽しかった。ずっと笑ってたし、ずっとニコニコしていたし、ずっと楽しかった。
気分転換になって、リフレッシュできて、溜まっていたストレスを発散するいい旅行だった。また機会があればぜひ行きたい。
美味しいものをたくさん食べて、美味しいお酒をたくさん飲んで、写真をたくさん撮って、たくさん喋って騒いで話す時間をつくりたい。一緒に行ってくれた友人たちに感謝しかない。

目まぐるしく過ぎ去ってもう12月、こうやってわたしの26歳は幕を閉じた。
20代はまだ終わっていないけれど、間違いなく慌ただしい1年だったはず。

 

 

兎にも角にも27歳は心身ともに穏やかに、健康に行きてゆこうと思います。
がんばるぞー。