デキ婚も年の差婚もおめでたいから

TOKIOの城島さん、正直気持ち悪いですよね」
ネイルサロンで爪をケアしてもらっている間、ネイリストさんと色んな話をするのがわたしは好き。指名予約などをしていないので、たまに同じひとになったりするけれど、だいたいは毎回違うひとだ。
TOKIO城島茂さんが、グラビアアイドルの方といわゆる「できちゃった婚」で「年の差婚」ということで結婚したことをわたしが話題に挙げたときに、ネイリストさんが発したのが冒頭の言葉。

別にわたしはデキ婚も年の差婚も否定的ではないし、気持ち悪いと思うことがないのでその発言にびっくりした。というか、その気持ち自体を誰かに伝えてしまうことにびっくりした。きっと、肯定や共感を求めて「気持ち悪いですよね」と言ったのだろうけれど、わたしは正直に「わたしはそうは思いません」と伝えた。彼女は驚いた顔をしていた。
50歳近くの男性の生殖能力で子どもを授かった事自体とてもおめでたいことだし、ふた周りは少し離れているなと感じるけれど、当人たちが納得して愛し合っているならおめでたいなと思う…ましてや外野が口出しすることでもないと思ったから。じゃぁ何歳差までならええねん。って。

そしてデキ婚である。

デキ婚が世間的によく思われないのはわかる。計画的な妊娠ではなく、避妊していなかったか失敗してしまったか…何かしらの事情で妊娠してしまって、結婚すると同時に妊娠も発覚するのは順序が違うでしょうという意見もわかる。
わかるけれども。
そういうきっかけで結婚するひとたちもいるだろうし。

この前の滝川クリステルさんのデキ婚に関しても、40代になって自然妊娠することの難しさを、わたしは職業柄よく知っているからこそ、否定できなかった。子どもが欲しいと思っていてもなかなか思うようにいかない女性をたくさん知っているから、滝川さんの妊娠は結婚へのきっかけに過ぎなかったんじゃないかと、わたしは思ったんだ。

デキ婚も年の差婚も、今の時代べつに珍しいことではないから、外野がいろいろ言ってもしゃーないんです。おめでたいじゃんか。嬉しいことじゃんか。それでいいじゃん、って、思うんですよね。